フロアサンディングPRO

住宅

2026-03-23

無垢床のへこみ・染み抜きはフロアサンディングで解決できる|費用・手順・業者選びのポイント

最終更新日:2026年3月

無垢床のへこみや染みはフロアサンディング(床研磨)で除去・軽減できることをご存知でしょうか。「家具を置いたらへこみができてしまった」「こぼした飲み物の染みがどうしても取れない」――そうしたお悩みに、専門業者による床研磨は部分補修や張り替えとは異なる根本的な解決策を提供します。この記事では、施工できるケース・できないケース、費用の目安、業者選びのポイントまで、フロアサンディングPROの施工専門スタッフが詳しく解説します。

この記事でわかること

  • 無垢床のへこみ・染みにフロアサンディングが有効な理由と仕組み
  • 研磨で解決できるケース・できないケースの正確な判断基準
  • 部分補修・張り替えとの費用・仕上がり・工期の3軸比較
  • フロアサンディングの施工の流れと費用の目安
  • 信頼できる業者を選ぶための5つのチェックポイント

無垢床のへこみ・染みはフロアサンディングで解決できる

フロアサンディング施工前後の無垢床の違いを示す比較写真

無垢床のへこみや染みは、フロアサンディング(床研磨)によって除去・軽減できます。表面を削り直すことで、部分補修では対処しにくい広範囲の染みや浅〜中程度のへこみに、根本から対応できます。

フロアサンディングによる無垢床のへこみ・染み抜きとは、専用の研磨機を使ってフローリング表面を約0.5〜0.8mm削ることで、へこみ周囲の床面を平滑にし、表面に浸透した染みを根本から除去するフローリング再生施工のことです。

フロアサンディングとはどのような施工か

フロアサンディングは、古くなった塗膜・ワックス・染み・傷を研磨によって一度「ゼロの状態」に戻し、新たに塗装やコーティングを施す床再生工法です。そのため、部分的にパテを埋めたり補修液を塗ったりする「部分補修」とは根本的に異なります。研磨後の床面は素材の木地が露出した新品同様の状態になるため、仕上げ剤の密着性が高く、耐久性に優れた再生が実現します。

当サービスでは、スウェーデン発祥のBONA(ボナ)社が開発したダストフリーサンディングシステムを使用しています。研磨時に発生する木粉・粉塵を高性能集塵機で吸引しながら施工するため、施工中の粉塵飛散を大幅に抑えることが可能です。築13年の戸建住宅で変色・シミ・傷・凹みが複合した無垢フローリングを、1日のサンディング施工で再生した実績があります。

研磨で解決できるケース・できないケースの判断基準

無垢床のへこみや染みの深さを確認する施工前チェックのイメージ

フロアサンディングで解決できるへこみ・染みには条件があります。研磨で除去できるのは床表面の傷みに限られるため、正確な状態の見極めが重要です。

フロアサンディングが有効なへこみ・染みの目安

以下のような状態は、フロアサンディングで改善・除去できる可能性があります。

  • 浅〜中程度のへこみ(目安:深さ1mm以内):家具の重みや物を落とした衝撃による凹みで、床材が破断していないもの。研磨によって周囲の面を同じ高さまで削ることで、目立たなくすることができます。
  • 表面〜浅い浸透の染み:コーヒー・ワイン・醤油などの水性染みで、床材の表層〜浅い層に留まっているもの。研磨によって染みごと除去できます。
  • ワックスの黄ばみ・くすみ・黒ずみ:長年のワックス重ね塗りによる変色層は、研磨で一掃できます。
  • 古い塗膜の剥がれ・色褪せ:経年で塗膜が浮いてきた状態や、日焼けによる部分的な変色も、研磨後の再塗装で改善できます。
  • ペットの爪傷・引っかき傷(表面層):傷の深さが研磨代(0.5〜0.8mm)の範囲内であれば、除去できます。

また、フロアサンディング後の仕上げ方法は9種類から選択できます。オイル仕上げなら無垢材の自然な質感を活かしながら保護でき、ウレタン塗装なら耐水性・耐摩耗性に優れた強靭な塗膜が形成されます。用途・ライフスタイルに合わせた最適な仕上げを提案します。

フロアサンディングでは対処しきれないケース

一方、以下のケースはフロアサンディングでも完全には解決できません。施工前にご確認ください。

  • 深いへこみ(床材が破断・変形しているもの):研磨で削っても形状が戻らない深いへこみは、部分的な床材交換が別途必要になります。
  • ペットの尿染みが床材内部まで浸透しているもの:アンモニア成分が木材の奥深くまで浸透した染みは、研磨後も薄く残る場合があります。
  • 著しい日焼け・UV変色:長年の紫外線による変色は、研磨後も木材内部の色変化として残ることがあります。
  • 床鳴り・沈み・反り:これらは床の構造・接着・素材に起因する問題であり、研磨では解決しません。別途補修工事が必要です。
  • カビが床材内部まで進行しているもの:表面のカビは研磨で除去できる場合もありますが、内部に根付いているカビは専門的なカビ除去処置が別途必要です。

「直るかどうかわからない」という状態でも、現地調査・お見積もりは無料で承っています。まずはお気軽にご相談ください。

フロアサンディング・部分補修・張り替え:3つの選択肢を比較

フロアサンディングと部分補修・張り替えの3択を比較するインフォグラフィック

フロアサンディングは、部分補修より広範囲の仕上がりが均一で美しく、張り替えよりコストを大幅に抑えられる工法です。どの選択肢が最適かは、へこみ・染みの状態と予算によって異なります。

比較軸 部分補修(パテ・補修液) フロアサンディング(床研磨) 張り替え
費用目安 1箇所5,000〜20,000円 1㎡あたり6,000〜8,000円+仕上げ 1㎡あたり15,000〜30,000円以上
工期 数時間〜半日 半日〜複数日(面積による) 数日〜1週間程度
仕上がりの統一感 補修箇所が目立つ場合あり 部屋全体で均一な仕上がり 新品同様(床材次第)
廃材 なし ほぼなし 大量発生(産廃処理費が別途必要)
適したケース 1〜2箇所の軽微なへこみ・傷 広範囲のへこみ・染み・くすみ 床材の腐食・沈み・著しい損傷
保証 業者による 仕上げ種別に応じた保証あり(最大30年) 施工業者の保証による

つまり、無垢床に広範囲のへこみ・染みがある場合、部分補修では「仕上がりのばらつき」が生じやすく、張り替えでは「廃材・費用・工期」の負担が大きくなります。フロアサンディングはコストパフォーマンスと仕上がり品質の両立という点で、有力な選択肢となります。

「どの方法が適しているか判断できない」という場合は、フロアサンディングPROの無料見積もり・ご相談フォームをご利用ください。現地調査で床の状態を確認した上で、最適な方法をご提案します。

フロアサンディングの施工の流れ

BONAダストフリーサンディングシステムを使った住宅フローリングの研磨施工の様子

フロアサンディングの施工はBONA社のダストフリーシステムを使い、粉塵を大幅に抑えながら研磨〜仕上げまで一貫して行います。

BONA社ダストフリーサンディングシステムの特長

当サービスが使用するBONA(ボナ)社のサンディングシステムは、1919年創業・世界90か国以上で採用されるフローリングメンテナンスのグローバルリーダーが開発した専用機器です。施工中の空気中に舞う粉塵を99.996%除去し、従来のサンディング工法と比較して粉塵飛散を90%以上抑制します。

さらに、使用する仕上げ剤はGREENGUARD GOLD認証(米国UL Solutions認定・学校・医療施設レベルの安全基準)を取得した低VOC水性塗料です。施工中に住宅を空ける必要はなく、住みながらの施工が可能です。ただし、施工エリアへの立ち入りはお控えください。乳幼児・妊婦・呼吸器疾患をお持ちの方は施工エリアから離れることをおすすめします。

BONAダストフリーサンディングについての詳細は、BONA Japan公式サイト(プロフェッショナルページ)でもご確認いただけます。

施工当日の流れ

  1. 養生・準備:施工範囲の家具・荷物を移動。壁・建具・コンセント周辺をマスカーで養生します。
  2. 粗研磨(荒削り):古い塗膜・ワックス・染みを除去するため、粗い番手の研磨材で床面全体を削ります。へこみ周囲の面もこの工程で平滑にしていきます。
  3. 中研磨・仕上げ研磨:徐々に細かい番手に切り替えて表面を滑らかに整えます。集塵機(BONA DCS70)が常時稼働し、発生した粉塵をその場で吸引します。
  4. 仕上げ処理(塗装・コーティング):お客様が選択した仕上げ方法(BONAウレタン・オイル仕上げ・各種コーティング)を施工します。
  5. 乾燥・硬化・引き渡し:乾燥・硬化後に仕上がりを確認し、施工後のお手入れ方法をご案内してお引き渡しします。

なお、施工後の軽歩行は3〜4時間後、通常使用は24〜48時間後が目安です。家具の設置は48〜72時間後から可能です。施工後は床へのワックスがけは厳禁です。ワックスと仕上げ剤が反応して白濁・剥離・ムラが生じることがあります。詳細は施工完了時にスタッフよりご案内します。

費用・工期の目安

フロアサンディング(研磨のみ)は1㎡あたり6,000〜8,000円が目安です。施工面積・床材の状態・仕上げ種別によって変動します。

仕上げ種別 仕上げのみ1㎡あたり目安 保証年数 主な特長
サンディングのみ 研磨:6,000〜8,000円 1年 木材の素地を出した状態で引き渡し
水性ウレタンコーティング 2,000〜4,000円 10年 耐水性・耐摩耗性に優れたスタンダード
ガラスコーティング 3,000〜6,000円 20年 自然な微光沢。木本来の風合いを活かす
シリコンコーティング 2,500〜5,500円 20年 耐水性・防滑性・超光沢仕上げ
セラミックガラスコーティング 5,000〜8,000円 30年 最高レベルの耐久性。定期ワックス不要
ワンニャんすべらんコーティング 6,000〜10,000円 30年 ペット対応。滑り止め・防汚に特化

※上記はサンディング費用(6,000〜8,000円/㎡)に加算される仕上げ費用の目安です。価格は施工面積・床材の状態・地域により異なります。

したがって、リビング20㎡をサンディング+水性ウレタンコーティングで施工する場合の概算は、研磨(6,000〜8,000円×20㎡)+コーティング(2,000〜4,000円×20㎡)で合計16〜24万円程度が目安となります。正確な費用は無料現地調査・お見積もりにてご確認ください。

施工できる床材・できない床材

フロアサンディングはすべての床材に対応できるわけではありません。同じ無垢フローリングでも状態によっては施工できないケースがあり、施工前に床材の種類と状態を確認することが重要です。

床材の種類 施工可否 補足
無垢フローリング(単層・15mm以上) ○ 施工可 繰り返し研磨が可能(一般に5〜7回)
挽板フローリング(表面材3mm以上) △ 要現地確認 表面材の厚みを現地調査で確認
シートフローリング(プリントシート貼り) × 施工不可 研磨すると下地が露出する
突き板フローリング(薄い突板複合) × 施工不可 表面材が薄すぎて下地に達する恐れ
クッションフロア・カーペット等 × 施工不可 非木質系床材
腐食・水濡れが進んでいる床材 × 施工不可 構造補修が優先

「自分の床材がどの種類かわからない」という場合でも、床の写真(全体・表面近接・断面)と床材情報(メーカー名・品番)をお送りいただければ、事前確認が可能です。また、床暖房対応フローリングの場合は施工前に必ずお申告ください。

施工前に確認すべき床材の状態

床材の種類だけでなく、以下の状態も施工可否に影響します。

  • 床材の反り・浮き・割れがある箇所(追加処置が必要な場合あり)
  • 釘・ビスの頭が飛び出ている箇所(事前に打ち込みが必要)
  • 接着剤の浮きや床の不陸(凸凹・傾き)が大きい場合(施工前に補修が必要)

無垢床のへこみ・染み抜き業者を選ぶ際のポイント

無垢床のへこみ・染み抜きをフロアサンディングで依頼する場合、業者選びが仕上がりの品質を大きく左右します。以下の5つのポイントを確認してください。

  • 無垢フローリングの研磨施工に特化した実績があるか:床材ごとに適切な研磨番手・工程が異なります。フロアサンディング専門業者に依頼することで、仕上がりの均一性と品質が高まります。
  • ダストフリーサンディング機器を使用しているか:住宅での施工では粉塵対策が欠かせません。BONA社などの専用集塵システムを使用している業者は、施工環境・仕上がり品質の両面で信頼性が高いといえます。
  • 使用する塗料の安全性が第三者認証で確認されているか:GREENGUARD GOLD認証・F☆☆☆☆など、第三者機関による安全性認証を取得した塗料を使用しているかを確認してください。
  • 建設業許可・ISO認証など品質管理体制が整っているか:建設業許可やISO 9001:2015認証を取得した業者は、法令遵守・品質管理の面で信頼性の基盤があります。フロアサンディングPROは建設業許可(東京都知事許可(般-6)第150596号)・ISO 9001:2015認証取得(QIJP-1705-QC)の専門会社です。
  • 無料現地調査・見積もりを実施しているか:施工可否の判断には現地確認が不可欠です。無料で対応する業者かどうかを確認しましょう。見積もり後のキャンセル条件(施工予約日14日前以前は無料)も事前に確認することをおすすめします。

なお、実際の施工後の仕上がりは施工事例ページでご確認いただけます。へこみ・染みのあった床が均一に再生された事例もご覧いただけます。

よくある質問

Q. 無垢床のへこみはフロアサンディングで直りますか?
浅〜中程度のへこみは目立たなくなります。研磨によって周囲の面を同じ高さまで削ることで平滑に仕上げられます。ただし、床材が破断・変形しているほど深いへこみは、部分的な床材交換が別途必要になる場合があります。
Q. 床の染みはフロアサンディングでどこまで取れますか?
表面〜浅い浸透の染みは除去できます。コーヒー・ワイン・ワックスの黄ばみなど表層の染みは研磨で一掃できます。一方、ペットの尿染みのように床材内部まで達した染みは、研磨後も薄く残る場合があります。
Q. フロアサンディングの費用はいくらですか?
研磨のみで1㎡あたり6,000〜8,000円が目安です。仕上げコーティングは別途1㎡あたり2,000〜10,000円程度(種別による)です。正確な費用は無料現地調査にてご案内します。
Q. 施工できない無垢フローリングはありますか?
あります。シートフローリング・突き板フローリング・厚み3mm未満の薄型床材・腐食が進んだ床材は施工できません。「自分の床が対象かどうかわからない」という場合はお気軽にご相談ください。
Q. フロアサンディングと床の張り替えではどちらが安いですか?
フロアサンディングの方が一般的に安価です。張り替えは撤去費用・廃材処理費・新材料費がすべて必要になりますが、サンディングは研磨費用+仕上げ費用のみで済みます。ただし床材の腐食・沈みが激しい場合は張り替えが適切です。
Q. 施工にかかる日数はどれくらいですか?
一般住宅のリビング1部屋(約15〜20㎡)で半日〜1日程度が目安です。複数部屋や広い面積の場合は複数日かかります。正確な工期は現地調査時にご案内します。

この記事の監修・執筆

株式会社M&M フロアサンディングPRO事業部

フロアサンディング・フロアコーティング専門会社(建設業許可 東京都知事許可(般-6)第150596号・ISO 9001:2015認証取得)の施工専門スタッフが、正確な情報をお届けします。BONA社認定ダストフリーサンディングシステムによる施工実績を持つ技術者が監修しています。

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