フロアサンディングPRO

住宅

2026-06-17

【無垢床メンテナンス】フロアサンディングで床の美しさが蘇る

美しい無垢材の床は、暮らしに安らぎと温もりを与えてくれます。しかし、年月と共にできる傷や日々の頑固な汚れ、そして紫外線による経年変化は、愛着ある床の美しさを少しずつ損ねてしまうことも。「床をきれいにしたいけれど、全面貼り替えは大がかりで費用も心配…」とお悩みではありませんか?フロアサンディングは、その悩みに応える方法の一つです。

そこで今回は、フローリングメンテナンスの世界的先駆者であるスウェーデン・Bona(ボナ)社の工法を用いた「フロアサンディング」について分かりやすく解説します。貼り替えずに床を再生する方法を知ることで、大切な無垢床を美しく保つための選択肢が見つかります。

フロアサンディング(無垢床研磨)って?

フロアサンディング(床研磨)とは、専用の研磨機でフローリング表面を削り(削り量は床の状態と工程で異なります)、傷・黒ずみ・古い塗膜を一層取り除いた上で新たに塗装・コーティングを施す、床を張り替えずに再生する施工です。

従来の床リフォームのように、古い床材をすべて剥がして新しいものへと張り替える大がかりな工事が必要ありません。そのため、工事費用を抑えやすく、処分する廃材も少ないため、環境への負荷も抑えられる工法です。

さらに、Bona(ボナ)サンディングシステムを使う専門業者であれば、研磨で出る木粉を集塵機でその場で吸引する「ダストフリーサンディング」で施工できます(粉塵がゼロになるわけではありません)。住まいの環境への影響を抑えながら、床の表面を整えられます。
フロアサンディングPROではBONAダストフリーサンディングシステムを使用しており、施工中の粉塵飛散を大幅に抑えるため、在宅のまま施工できる場合もあります。

フロアサンディングで使うBonaサンディングシステム

Bonaサンディングシステムとは、フローリングメンテナンスの世界的先駆者であるスウェーデン・Bona(ボナ)社が開発した、無垢床の研磨・再生のためのシステムです。

最大の特長は、サイクロン式の集塵機を大型研磨マシンと直接つないで施工する「ダストフリーサンディング」です。従来の床研磨では、木粉が部屋中に舞い、壁紙や家具、エアコン内部を汚すことが課題でした。Bona日本代理店(株式会社オカベ)の公表値では、Bonaダストフリーサンディングシステムは、サンディング作業中の空気中のホコリの99.996%を除去し、従来の方法と比べて90%以上の粉塵を抑制するとされています(Bona日本代理店(株式会社オカベ)の解説)。粉塵がゼロになるわけではありません。作業後の清掃の負担も軽くなります。

さらに、多機能研磨マシン「Bona FlexiSand」などの機器と、段階的に番手を変える研磨ディスクを組み合わせ、平らな面に仕上げます。張り替えに比べて廃材が少なく、環境への負荷を抑えられる工法です。

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床材の写真をお送りいただくと、施工できるかの目安を無料でお伝えします。現地調査・お見積もりは無料です。

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無垢床のメンテナンス、なぜ重要?日常ケアと注意点

美しい無垢床を長く愛用するためには、日々の適切なメンテナンスが欠かせません。無垢材は水分や乾燥によって状態が変化するデリケートな素材です。その特性を正しく理解してケアを行うことが、床の寿命を延ばし、トラブルを未然に防ぐ鍵となります。ここでは、日常的なお手入れ方法と、避けるべきNGケアについて解説します。

無垢床の日常的な掃除方法

無垢床の日常的な掃除は、傷の原因となるホコリや砂ゴミを取り除くことが基本です。まずは掃除機やフローリングワイパー(ドライシート)を使い、溝や部屋の隅まで丁寧にホコリを除去しましょう。

水拭きをする際は、必ず固く絞った雑巾を使用してください。水分が多すぎると木材が水分を吸い込み、反りやシミの原因となります。月に1~2回程度、木目に沿って優しく拭き上げるのが理想的です。

無垢床を傷めるNGなお手入れ

誤ったお手入れは、かえって無垢床の劣化を早めてしまいます。多量の水を使った水拭きや床を濡らす掃除は、カビやひび割れを招くため避けてください。また、アルカリ性・酸性の強い洗剤や研磨剤入りクリーナー、漂白剤も表面の塗膜を傷め、変色のリスクを高めます。

特にスチームクリーナーの使用は厳禁です。高温の蒸気と水分は無垢材に深刻なダメージを与え、内部から木材を傷めてしまいます。日常のお手入れは、乾拭きと固く絞った水拭きを徹底しましょう。

無垢床のトラブルシューティング:傷、汚れ、シミへの対処法

無垢床は自然な風合いが魅力ですが、家具の引きずり傷、ペットの爪痕、食べこぼしのシミといった生活トラブルは避けられません。発生してしまったトラブルには、状態に合わせた適切な初期対応が重要です。

よくある傷とその原因

日常の擦り傷やへこみ傷は、見た目を損ねるだけでなく、保護塗膜が剥がれて水分が浸透しやすくなる原因になります。軽微な線傷であれば、市販の補修ペン等で目立たなくできる場合もありますが、深すぎる傷や広範囲に及ぶ傷は、部分補修ではきれいに直すことが困難です。その場合は、後述する専門業者のフロアサンディングによる全体の再生を検討します。

頑固な汚れやシミの落とし方

無垢床のシミは、種類に応じて素早く対処する必要があります。

  • 水シミ: 結露や水濡れによる白い輪ジミは、放置すると木材に定着します。初期なら乾拭きで乾かしますが、落ちない場合は専用のクリーナーを使用します。
  • 油シミ: 調理による油跳ねは時間の経過とともに奥深くへ浸透します。市販の油汚れ除去剤等で素早く拭き取ることが大切です。
  • カビ: 結露しやすい窓際などに黒い斑点状に発生します。アルコール等で殺菌拭き取りをしますが、木材の根深くまで浸入したカビは表面の清掃だけでは除去しきれません。

色褪せや変色への対策

直射日光が当たる窓際は、紫外線による「日焼け」で部分的な色褪せや変色が発生しやすくなります。UVカットカーテンの設置や定期的な家具の配置換えが予防策となりますが、すでに生じてしまった激しい色ムラを均一に戻すには、ワックスの剥離や表面の削り出しといった専門技術が必要になります。無理に自己処理をしようとせず、専門業者に床の状態を診断してもらうのが賢明です。

フロアサンディングとは?無垢床再生の秘密

無垢床の見た目を取り戻すリフォーム手法として選ばれているのが「フロアサンディング」です。床の表面を均一に研磨し、長年の傷やシミ、劣化した古い塗膜を取り除いて、木の新しい面を出す再生方法です(削り量は床の状態と工程で異なり、深い傷は残る場合があります)。床を貼り替える必要がないため、費用と工期を抑えやすくなります。

フロアサンディングのメリット・デメリット

フロアサンディングには、床の貼り替えリフォームと比べて次のような利点と注意点があります。

メリット

  • 優れたコストパフォーマンス: 床材をすべて剥がして処分し、新しい床を張り直す工事に比べ、費用を抑えやすい方法です(金額は床の状態と面積で変わります)。
  • 表面の傷・汚れの除去: 表面を薄く均一に研磨するため、日常のお手入れでは落とせない表面のシミや引っかき傷を取り除けます(深いシミやカビ、深い傷は残る場合があります)。
  • 工期の短縮と手軽さ: 貼り替え工事のように何日も部屋が使えなくなる心配がなく、スピーディに施工が完了します。
  • 環境への配慮: 大量の廃材(古い床材)を出さないため、環境負荷が非常に低いサステナブルな工法です。

デメリット

  • 床材の厚みによる制限: サンディングは床の表面を削るため、木材に十分な厚み(単板や無垢層の厚み)があることが条件です。削れる回数には限界があるため、プロによる正確な事前の床診断が欠かせません。
  • 施工中の家具移動: 床全体をムラなく均一に削り上げるため、施工する部屋の家具は一時的にすべて移動させる必要があります。

フロアサンディングの施工の流れ(STEP1~5)

  1. STEP1:お問い合わせ・床材の確認
    床の写真(全体・近接・小口断面)と床材情報をお送りいただくか、無料現地調査にてフローリングの種類・状態・施工可否を確認します。
  2. STEP2:養生・施工前準備
    施工エリアの家具を移動し、壁・建具・コンセントをマスカーで養生します。
  3. STEP3:フロアサンディング(研磨)
    Bona社の機器(ベルトUX・フレキシサンド・コンビエッジ等)を使用し、粗削り→中仕上げ→仕上げ研磨の段階研磨を実施。集塵機(BONA DCS70)で粉塵を吸引しながら進めます。使用するBona社の機器の詳細はBONA Japan公式サイトでもご確認いただけます。
  4. STEP4:仕上げ塗装・コーティング
    お客様のご要望・床材・用途に合わせて仕上げ剤(オイル・ウレタン・各種コーティング)を塗布します。
  5. STEP5:乾燥・確認・引き渡し
    仕上げ剤の乾燥・硬化後に仕上がりを確認し、施工後のお手入れ方法をご説明してお引き渡しします。

フロアサンディング後の使用開始の目安

施工完了後の使用開始目安は以下の通りです(当社が使用する水性仕上げ剤BonaトラフィックGOの、輸入元カタログの値)。仕上げ剤の種類や温度・湿度によって前後しますので、施工時に担当スタッフよりご案内します。

使用の種類 目安時間
軽歩行(靴下で歩く) 施工後8時間が目安
通常使用 重歩行まで24時間が目安
家具の移動・設置 仕上げ剤により異なるため、施工時にご案内します
フロアマット・ラグを敷く 完全硬化(5日間が目安)の後

仕上げ剤の乾燥の目安に合わせて、生活を再開する時期をご案内します。施工中の在宅は、施工範囲を区切れる場合にご相談いただけます。施工の流れ・保証の詳細はこちらもあわせてご確認ください。

フロアサンディング後の仕上げ塗装の選び方

フロアサンディング後に選べる仕上げのコーティングのイメージ

フロアサンディング後の仕上げ方法は、用途・施設種別によって向く仕上げが異なります。住宅にはオイル仕上げ、施設・ペット家庭にはウレタン系が適しており、保証年数も仕上げ種別によって大きく変わります。

仕上げ種別 特長 向いている場所 保証年数
オイル仕上げ 木材に浸透・自然な風合い。部分補修がしやすい 住宅リビング・子ども部屋・教室 —
BONAウレタンコーティング 硬い保護膜。耐摩耗性・耐水性に優れる 体育館・ダンスホール・飲食店 施工品質保証書に定める期間
水性ウレタンコーティング 耐久性・耐水性に優れ日常清掃がしやすい ペット家庭・住宅・施設廊下 10年
セラミックガラスコーティング シリコン+ガラスのハイブリッド。
長期間保護 住宅・高耐久が求められる施設 30年 ガラスコーティング 自然な微光沢・高い耐摩耗性 住宅・あらゆるフローリング材 20年

なお、施工後の床にワックスをかけることは厳禁です。BONAの仕上げ剤とワックスが反応して白濁・剥離・ムラが発生する可能性があります。日常の清掃はBONA専用クリーナーのご使用をお勧めします。各仕上げの詳細はフロアサンディングサービスページでも解説しています。

無垢床の経年変化を楽しむための心構え

無垢床の最大の醍醐味は、時を重ねるごとに深みと味わいを増していく「経年変化」です。新築時のみずみずしい色合いも素敵ですが、家族の歩みとともに少しずつ色調が変化し、独特の風格を纏っていく姿は自然素材ならではの芸術と言えます。

日常の小さな擦れや日焼けによる色の変化は、劣化ではなく「住まいの個性」であり「愛着の証」です。どうしても気になる傷みは、フロアサンディングで表面を整え直せる(削れる回数には限りがあります)と知っておけば、日々の細かな傷に神経質になりすぎることもありません。工業製品にはない無垢材ならではの揺らぎを、育てるように大らかに楽しむ心のゆとりが、豊かな暮らしを生み出します。

まとめ:フロアサンディングで無垢床を長く使う

無垢フローリングの日常的なケアから、Bonaサンディングシステムを用いたフロアサンディングまでを解説してきました。無垢床の傷みには、貼り替え以外にフロアサンディングという選択肢があります。

フロアサンディングは、Bonaのダストフリーサンディングシステムで粉塵の飛散を抑えながら、費用を抑えて無垢床の表面を整えられる方法です。仕上げ材を選ぶと、日常の掃除もしやすくなります。

床の傷や汚れ、リフォームの時期でお悩みなら、まずは専門業者へ相談し、愛着ある床を「貼り替えずに育てる」方法を検討してみてください。

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執筆/記事確認:フロアサンディングPRO事業部

株式会社M&Mは建設業許可(東京都知事 許可(般-6)第150596号)を持ち、ISO 9001:2015(認証範囲:フロアーコーティングの施工、ハウスコーティング剤の開発・販売)の品質管理体制で運営しています。JHCA加盟店No.003です。いずれも会社としての許可・認証で、研磨の仕上がりを証明するものではありません。

最終更新日:2026年9月17日

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